ぐるりMのみち

レース回顧のみアップします。予想はツイッタランドで!

安田記念 2021

安田記念 東京芝1600m

レース質【内枠、先行】

◎ギベオン

〇グランアレグリア

▲インディチャンプ

【枠】

土曜日の芝のレースを見てみると、直線は露骨に内を空けて走ってきてて、高速だけど内空けという、少し特殊な馬場状態。

【脚質】

府中マイルでトーラスジェミニが刻む逃げなら、中盤少し緩む感じの平均ペースだと思うので、馬群はやや凝縮する形になるかなと。通常なら外の差し馬が前に押し上げやすくなって、差し馬が差し切れるパターンですが、内空けっぽい状況では、最後の直線で先行馬が外にせり出しながら走ってくるので、外の差し馬の距離ロスは大きくなる。

【時間軸】

追走力活かしたい距離延長を狙いたい感じも、C纏まり系にダウンホースと、勝ち切れる馬を狙うならば少し微妙なタイプにローテ。距離短縮は追走に戸惑って遅刻するか、直線で空いた内を掬うも伸び切れずな結果になりそう。同距離で前に付けれそうなタイミングを狙うのがベターな一戦。

【横軸】

インディチャンプが高松宮記念。グランアレグリアがヴィクトリアMC。その他、海外から中央替わりもいて異端臨戦が多い印象。今回は強烈な同路線ストレスはなさそう。まぁそもそも高速馬場で摩擦も薄くなりそうな14頭立て。ストレス疲労に重きを置いて予想しても、がっかりするだけかも。

【中心点】

ギベオン…SM

2走前の金鯱賞で、生涯初の逃げる位置取りショックを仕掛けてきて大波乱を演出し、デアリングタクトを押さえ込んだのは記憶に新しい。前走は短縮を自然な形で差しに回る形も、さすがにペースの戸惑いと、反動が出るターンだったので凡走も仕方ないかなと。それでも0.4秒差と大きく崩れなかったのは復調気味なのか?と思わせてくれる内容で。今回は軽い凡走後でストレス疲労は薄まったので、動けそうなタイミング。先行して最後の直線で外にせり出しながら馬場のいい所を走ってもらえれば面白そうです。

グランアレグリア…S(LC)

戦歴からは、好走の反動が出やすく疲労耐久は低そう。ただ単純に個の力を相対的に見ると抜けてるとは思うので、今回この馬が何パーセントの力を発揮できるのか?がポイントかなと。まぁ80%もあれば楽勝できそうなメンツではあります。

インディチャンプ…CS(L)

集中力あるステゴ産駒だが、同馬は纏まり感もあって大崩れがないタイプ。高松宮記念からの延長は追走力問われれば活きてくるので悪くはないかなと。ただ以前よりはC質が弱まってて、纏まり感が強く勝ち切るまでは正直想像しづらい。中枠から軽くだけ前に行く位置取りショックを仕掛けれれば、2.3着なら何とかなりそう。

馬券は◎単勝に強い馬と纏まり延長を添えて…

 

【その他】

サリオス…S(CL)

ハーツ産駒で集中力あるS系も少し纏まってるタイプ。前走凡走でストレス疲労は少ない。今回は内枠ゲットも短縮でペースアップなら、個人的には後方からの競馬になりそうで。ショックとしては良さげも追走に戸惑って差してくるけど届かずかなと。

シュネルマイスター…SL(C)

S主体も休み明けから走れる気の良さもあるタイプ。前走のNHKマイルCは格上げ短縮を差しに回る位置取りショックを仕掛けて接戦勝ち。鮮度あって高速馬場の上がり勝負にも対応出来たのは収穫だったけど、もう一丁走れとなると、今回はショックも特になく厳しい印象だし、連荘って感じもしなくて。

ケイデンスコール…S(LC)

差し追込み一辺倒で長い期間停滞期にあった馬が、金杯で延長を前に行く位置取りショックを仕掛けて長いトンネルを抜け出す事に成功。今回はG1への格上げ戦に外枠替わりと少し微妙な臨戦で。

ラウダシオン…LS(C)

量系で気分よく先行してしぶといタイプ。ただ前走でダウンの距離延長というカードを使ったあとの、格上げ戦なので推しづらい。一発あるなら逃げショックだろうけど、そこに張るにしても少し強調材料に乏しくて。

 

東京12レース 小金井特別 ダート1600m

レース質【外枠、差し、ハイペース】

ペースもそこそこ流れそうなメンツで、逃げ先行馬の脚色が鈍って、馬場と展開の両面からの後押し望めそうなので、ここは素直に差し有利な馬場で予想したい。

◎ラブリーエンジェル…S(LC)

ショックを好むカジノドライヴ産駒の距離短縮。同馬は揉まれ弱く、引き続き外枠からと揉まれる危険性が少ないのはいい感じ。外差し馬場に恵まれれば巻き返せる。

馬券は◎単勝にマサヒメを添えて