優駿牝馬オークス 2021 回顧
時計的には平均ペースな感じも、レース前半は武豊騎乗のクールキャットが逃げる形になるなど全馬何となく様子見の展開に。
それでもステラリアが前付けしたりと有力馬ソダシをマークしたいと考えた騎手が多かったのかレースの圧力は前目に集まった感じ。
ただG1とはいえ3歳牝馬限定で初距離となると、やっぱりレース中盤はペース緩んで馬群はぎゅっと凝縮した様な隊列に。
⬇️はい!この時点でもうこんなに縮こまってますw
⬇️ついでに直線入口…いつもの奴ですねw
そうなんです!こうなるとはっきりと差し有利になっちゃいます。もっと限定すると内よりは外差しが有利です。
内から馬群割って抜け出して2着のアカイトリノムスメはそこそこ根性ある印象持ったし、なんと言ってもワンテンポ追い出しを待ってからのコース取りなんかはさすがのルメール騎手。
勝ったユーバーレーベンもデムーロ騎手のはっきりと外を意識しつつ、サッと馬群割るコース取りに全く迷いがなく非常にナイスな騎乗に見えました。予想の方は消しとまでは思いませんでしたが、結果無印にしてユーバーレーベン軽視というお恥ずかしい限りでwww
ていうか、ここで勝ち切るなら前走の延長内枠だったフローラはもうちょいどうにかならなかったのか?と思わずにはいられません。馬体重戻して体力活かした勝ちっぷりはCもあるけど体力依存タイプのLC(S)またはLS(C)みたいな感じなんでしょうか?戦前はおもっきしC系の扱いで3人気でプラス馬体重だったので全く馬券には添えませんでした。
3着のハギノピリナは藤懸騎手の思い切った騎乗がレース質に嵌った感じ。まぁ勢いあってリズム良く異端性もありましたけど、他にも気になる馬がいたので印回らずといった感じです。ここはあまり気にしても仕方ないかなと。
レース終わって思ったのは…
①「気の良さがあって体力あるL系の馬が良さげ」
②「オークスは基本中盤緩んで外差し有利になる」
②に関してはペース自体はあまり関係なくて、この時期の牝馬がオークスに向かうにあたって主要路線組や別路線組も同じく距離延長で初の2400m戦になる訳で、そうなると必然的に中盤が緩みやすくなるのでぐっと馬群が固まりやすく差し有利になるのかなと思ってます。
当然、馬群を割れる集中力や根性はあった方がベストですけど、そういう騎乗が出来る騎手でないと勝ち切ることは難しいんじゃないでしょうか?
来年の参考になるかどうかはわかりませんが、今回はそんな風に思ったのでブログに残しておこうかなと…来年は必ず当ててやる!笑